旅行や出張の時など、風邪をひいてしまうと辛いですよね。
今回は旅行中、風邪をひいて熱っぽい時の対処方法や、事前に用意しておくと便利な物をご紹介します。
また健康保険証は?海外で病院にかかる時はどうする?…についても書いていきます。
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旅行中風邪の症状が辛い時は?
旅行中でも、風邪の症状が辛い時は、無理せず休むのが一番です。
無理に観光に出かけず、できるだけ休むようにしましょう。
ですが、どうしても移動が必要な時もありますよね。
その時は身体を冷やさないように、あたたかい服装をしましょう。
一緒に旅行や出張をしている人がいれば、運転を変わってもらったり、新幹線やバスでは、ゆっくり休みましょう。
また熱が高い状態が続いていたり、症状が酷い時は、無理せず病院に受診した方が良いと思います。
(旅行中の受診については後で書きます。)
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熱が出た!冷やした方が良い?
のどの痛みやせき、くしゃみ、鼻水など、風邪の症状は辛いですよね。
特に旅行中、熱が出ると本当にキツイです。
でも熱が出た時、冷やしてもOK!?…と、悩んだことはありませんか?
結論を言いますと、症状によって冷やした方が良い時と、そうでない時があるので、次にお話ししたいと思います。
寒気がして熱っぽい時は冷やしてOK?
風邪ひいたかな、という時、寒気がすることがありますよね。
これは熱が上がる前の状態によく見られる症状です。
ここからしばらく、家にいる時の話になりますが…
寒気がして熱っぽいから、アイスノンを使おうと、思ったことはありませんか?
でも逆効果で…
寒気がしている時は冷やさないで、むしろ身体全体を温める方が良いと思います。
頭部を冷やすと熱が下がる?
寒気が落ち着いて楽かな…と思ったら、クーリングをしても良いと思います。
この状態になってくると、汗をかくようになります。
アイスノンなどを使うと、楽になることがあります。
よく身体の表面にある、太い血管の部位を冷やすと、熱が下がりやすいと言われています。
ですが高熱の時、脇の下などを冷やすこともありますが、逆に冷えすぎてしまうこともあるので注意しましょう。
ちなみにアイスノンより、氷枕の方が冷えやすいです。
熱を下げるというより、少しでも楽に…というかたちになります。
※頭部を冷やさない方が良い場合もあります。
旅行をする時持って行くと便利なグッズは?
アイスノンや氷枕…のことを書きましたが、荷物になりやすいので、旅行には持って行きずらいですよね。
また使うには冷やしたり、氷が必要。
そこでおすすめなのが、薬局などで買える「熱冷却シート」です。
ひたいにぴったり貼れて、身体を多少動かしても落ちにくい。
私の場合、「100均」の冷却シートも意外と気持ちがいい!と思うことも!
車で移動する時や、飛行機の待ち時間などにも、貼って対処できます。
熱っぽい時、結構ひんやりして楽になることもあります。
またあまったら、自宅で使うことができます。
旅行前は元気だったとしても、いざという時に使えるので、用意しておくと便利だと思います。
水分補給は?何を飲めば良い?
風邪をひいて熱がある時は、水分補給をすることも大切。
水分を効果的に補給していくと、熱も下がりやすくなります。
移動しなければならない時も、ペットボトルを持って、少しずつ飲むと良いと思います。
少しずつ飲む方が胃腸にも負担がかかりにくいですし、吸収率も良くなるようです。
飲みやすい物で、まずは水分を摂取すると良いかな、と思います。
吸収しやすいスポーツ飲料などもおすすめです。
また塩分や糖分などを制限されている方は、適切な飲み物を。
ですが吐き気がする時や、おう吐をしている時は、無理しない方が良いです。
まずはゆっくり休んで、飲みたい、と思えるようになってから、飲むようにしましょう。
脱水も危険ですので、おう吐が止まらなかったり、激しい時は、病院に受診するようにしましょう。
ちょっとプラスして持って行くと便利な物は?
風邪をひいて熱が上がると、汗をかきやすくなります。
汗で水分も出ていくので、同じく水分摂取は大切です。
また汗をかいたまま、着替えないでいると、身体が冷えやすくなります。
下着はこまめにかえた方が良いです。
そこで多めに持って行くと便利です。
私も荷物はできるだけ減らしたいと思いますが、念のためちょっとプラスして持っていくようにしています。
ホテルや旅館のエアコン調節は?
風邪の症状が辛くて、ホテルや旅館で休む時は、体調に合わせてエアコンを調節をすることも大切です。
特に夏の暑い季節の場合、エアコン調節は難しいですが、冷えすぎないようにしましょう。
またできるだけ楽な服装で、ゆっくり休みましょう。
旅行中の風邪薬は?
私の場合、風邪をひいた時、風邪薬は飲む時もあれば、飲まないことも…。
でも旅行の時は、常備薬を持って行きます。
旅行中風邪をひくと、家にいる時のように、ゆっくり休めないこともあります。
風邪の症状が和らぎ、少し楽になることもあるので…。
風邪薬(常備薬)は念のため、持って行くと安心だと思います。
旅行に健康保険証は持って行くべき?
症状が酷い時は、病院へ受診した方が良い、と書きました。
でも国内の場合、「健康保険証」は持って行くべき?…と悩みますよね。
健康保険証は紛失すると、後で大変だったり面倒なので、できれば持って行きたくない…という方もいるはず。
ではコピーで!と思いますが…
コピーでは基本的に無理…
…という場所が多いです。
これが近くの病院であれば、後日持って行きます!で良いですが、遠方だと難しいですよね。
後で返金してもらう方法もいくつかありますが、少し面倒なことも…。
それを考えると…やはり持って行った方が安心…かな、と思います。
私もコピーでは無理だと知っていたので、旅先にも持って行きます。
実際にかかったこともあり、持参して良かった…という時もありました!
また忘れてしまった時も、症状が重い時はすぐ病院にかかるようにしましょう。
海外で病院に受診したい時は?
国内旅行と違って、海外旅行の場合、すぐ病院にかかりにくい、という面があります。
でも…
体調が悪い時は、無理せず、現地の病院に受診した方が良いです。
現地に日本のスタッフがいる病院もあるので、事前に調べておくと安心かな、と思います。
また海外の場合、旅行保険に加入すると思いますが、その証書なども持参するようにしましょう。
コミュニケーションが図りにくいので、泊まっているホテルで連絡してもらう、という方法もあります。
ツアーに参加されている方は、ガイドさんを通して相談することもできます。
私の主人もインドに旅行をした時、体調が悪くなったことがあります。
この時は、現地のガイドさんでしたが、連絡してくれる、と言ってくれました。
幸い徐々に良くなり、病院にかからずに済みましたが、無理せず伝えるようにしましょう。
もちろん日本のガイドさんに伝えても、対応してくれます。
まとめ
・寒気がする時は、身体を温めるようにしましょう。
・寒気がおさまってきたら、クーリングをすると楽になることもあります。(頭部を冷やさない方が良い場合もあります。)
・旅行に「熱冷却シート」を持参すると便利です。ひたいにぴったり貼ることができて、少し楽になることも。
・汗をかいたら、下着をこまめに変えることも大切。念のため少し多めに下着を持参すると便利。
・水分摂取も大切です。移動中もペットボトルを一度に飲むのではなく、少しずつ吸収させるように。でも吐き気やおう吐をしている時は、無理をしないようにしましょう。脱水も危険なので、症状が酷い時は病院に受診しましょう。
・体調に合わせて、ホテルや旅館でのエアコンを調節しましょう。冷えすぎに注意してください。
・国内旅行の場合、健康保険証を持って行くと保険がききます。
・海外旅行の場合も無理せず、体調が悪い時は、現地の病院にかかりましょう。宿泊先のホテルやガイドさんに伝えてもらう方法もあります。旅行保険の証書などもお忘れなく!
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参考になれば幸いです。