旅行に行く時や引っ越しが決まった時など…熱帯魚を買ってるけどどうしよう!?
…と思ったことはありませんか?
熱帯魚はデリケートですからね。
私は熱帯魚を飼っているので、旅行や引っ越しの時のお世話や移動、注意点等についてお伝えします。
旅行や引っ越しで配慮すべきことは?
私も熱帯魚を飼っていますが、引っ越しもよくするし、旅行にも行きます。
熱帯魚はデリケートでストレスがかかりやすいお魚です。
他にも金魚を別の水槽で飼っていますが、金魚以上にデリケートだなと感じます。
急激な温度変化があったり、水質が悪化すると、病気になりやすいです。
特に水温については急激に低下する時は注意が必要です。
旅行中や引っ越しで移動させる時、「白点病」「尾ぐされ病」などの病気にかからないよう十分配慮しましょう。
旅行をする時の熱帯魚のお世話は?
まずは旅行前のお世話についてお伝えします。
留守中の熱帯魚のエサはどうする?
金魚と同様、旅行をする時、熱帯魚もエサをどれくらいあげなくても大丈夫なの?…と心配になりますよね。
基本的に熱帯魚もエサに関しては、一週間くらい食べなくても大丈夫です。
でもエサをあげたい時は、「留守番フード」「自動給餌器」などを使うと良いでしょう。
留守中の熱帯魚水槽の水温管理は?
熱帯魚は基本的に水温が下がる時期になったら、ヒーターを使います。
秋や冬、春先の冷える時期では、ヒーターの設定温度に配慮すれば、問題はないかと思います。
ですが夏場の暑い時期は問題…。
熱帯魚は暖かい水温で育つお魚ですが、極端に水温が上昇し過ぎるのも良くないです。
留守中は金魚と同じく、エアコンなどを使って室内が暑くなり過ぎないよう配慮して出かけましょう。
参考:金魚がいるのに旅行…エサは?水替えはしなくても大丈夫?
旅行前の熱帯魚水槽の水質管理は?
熱帯魚の水質管理はとても重要で、留守中も同様です。
水質が悪化すると、熱帯魚は体調を崩してしまいます。
旅行中は水替えができないので、事前に行っておくなど配慮して出かけましょう。
濾材などの交換は、状況によって行っておいてください。
またヒーターがいらない夏場に、「ベタ」をコップや金魚鉢などで、飼っている方もいらっしゃるでしょう。
私も飼っていたことがあります。
飼育水が水槽より少ないので、水質が悪化しやすいです。
私は小さめの金魚鉢で飼っていたので、普段は3日に一回くらい、1/3ほど水替えを行っていました。
(水替えの量や回数は飼育水の量や熱帯魚の数などによって異なります。水替えの行いすぎにも注意してください。)
4日くらい水替えをしないで様子をみてしまったら、ベタの調子が悪いのに気づきました。
幸い水替えを行ったら復活しましたが、旅行中はベタの水替えを行ったり、様子を確認できません。
旅行日数が長くなりそうな時は、水槽での飼育をおすすめします。
ですが飼育水も多くなるので、フィルターを取り付ければ水も汚れにくいです。
「ベタ専用の小型の水槽」も販売されています。
単独で泳いでいる姿も美しいですし、ヒーターがついていると、冬もそのまま使えます。
一週間くらい留守にすることが多い方は、このような水槽で飼育すると便利かな、と思います。
また旅行の直前に水槽へ変えてしまうと、環境の変化によるベタの身体の状態を確認できません。
できれば早めに変えてあげると良いかな、と思います。
熱帯魚と一緒に引っ越しをする時は?
旅行の時は留守番で良いですが、引っ越しをするとなると、そうはいきません。
熱帯魚の引っ越しについてお話します。
熱帯魚を移動させる時は?
熱帯魚を金魚と同様の水槽のまま移動は難しいので、別容器に移して移動させましょう。
基本的な移動方法は金魚と同じです。
金魚の引っ越しは大変?どのような方法で移動させるべき?
特に身体が大きめの熱帯魚をビニール袋に入れて移動させる場合、破れないように丈夫な物を使う必要があります。
成長して大きくなったエンゼルフィッシュを入れた時、最初は薄めのビニール袋に入れていたら、つっつかれて破けてしまいました(^^;)
でも比較的丈夫なビニール袋を使ったら、二重にしなくても大丈夫でした。
もちろんご心配なら二重にしてもOK!
移動させる時の混泳はOK?エサはあげた方が良い?
私は熱帯魚を他の魚と混泳させているので、ビニール袋に入れる時は、できるだけ種類ごとに分けるようにしています。
発泡スチロールに直接飼育水や熱帯魚を入れる場合も、大きめの熱帯魚と小さめの熱帯魚は分けた方が良いです。
エンゼルフィッシュが小さな魚をつっつくこともあるので…。
熱帯魚同士の相性は種類によって異なります。
普段の様子を考慮して混泳させても良いか、考えてみると良いかと思います。
また金魚と同様、引っ越し中はエサはあげませんでした。
むやみにあげてしまうとかえって水が汚れてしまったり、飼育容器を開けることで水温が変化しやすくなるので…。
冬場や夏場の引っ越しは?
引っ越しが冬の時、熱帯魚で気になるのは水温です。
熱帯魚は基本的に暖かい水温で育つお魚ですし、引っ越しの時は基本的にヒーターを使うことができません。
熱帯魚は水温の変化に弱いので(特に急激に下がると病気になりやすい)水温が維持しにくい時は、業者にお願いする方が無難かなと思います。
夏場の場合は、逆に水温が高くなり過ぎないよう、車のエアコンなどを使って調節しましょう。
まとめ
・熱帯魚も一週間くらいエサを食べなくても大丈夫です。でも旅行中にエサをあげたい時は「留守番フード」を使いましょう。
・旅行のため熱帯魚を留守番させる時、夏場は室温が上がりやすいので注意。金魚と同様、エアコンなどをつけて出かけるなど、配慮をしましょう。
・熱帯魚はデリケートなお魚です。特に水質が悪化すると、病気になりやすいので注意しましょう。
・旅行中は飼育容器の水替えができないので、留守にする日数が長くなる時は、やはり水槽での飼育をおすすめします。
・引っ越しの時、ビニール袋に飼育水と熱帯魚を入れる場合、丈夫な物を使いましょう。熱帯魚が大きめだと、つっつかれて破けてしまうこともあります。
・ビニール袋や発泡スチロールに熱帯魚を入れる時、混泳についてはよく考慮して行いましょう。できれば種類を分けた方が無難です。
・どうしてもという場合以外は、移動中はエサをあげなくても良いとか思います。
・引っ越しをする時は基本的にヒーターを使うことはできません。冬場で水温が低下しやすく維持しにくい時は、業者にお願いした方が無難。夏場は車のエアコンなどで車内の温度を管理しましょう。