旅行やお出かけなら金魚は留守番で良いですが、引っ越しの時はそうはいかないんですよね。
私もよく引っ越しをしますが、自力で移動させています。
金魚と一緒に引っ越しをする時の移動方法や、注意点等をご紹介します。
水槽や金魚鉢は引っ越し業者で運んでくれる?
引っ越し業者はペットを扱ってくれないところが多いです。
水槽や金魚鉢の場合も同様。
基本的に自分で運ぶかたちになりますが、引っ越し業者によっては一部依頼できる場所もあります。
水槽を専門に運んでくれる業者もあります。
頼みたい場合は、相談してみると良いでしょう。
ちなみに金魚を引っ越しさせる時、水槽のまま移動というのは難しいです。
水槽や金魚鉢を移動させる時は揺れますし、運ぶのも大変で破損もしやすいですからね。
私も行っていますが、別容器に移動させることをおすすめします。
金魚をビニール袋にいれて運ぶ方法
金魚と飼育水をビニール袋に直接入れて、運ぶ方法です。
【準備するもの】
・ビニール袋
・金魚網
・輪ゴム
・発泡スチロールなどの箱
【移動方法】
1. ビニール袋に飼育水を入れます。
2. 金魚をすくって入れます。
3. 空気を入れるようにして、上を輪ゴムでとめます。
4. 発泡スチロールなどの容器に、並べるようにして入れます。
【注意点】
・ビニール袋は破れにくい物を選びましょう。ペットショップで購入する時に金魚を入れてくれるような頑丈なビニール袋がおすすめ。(ホームセンターなどで売っています。)
・薄いビニール袋を使おうとして、破けてしまったことがあるので、ご心配であれば二重にしても良いでしょう。
・金魚は何匹か入れても良いですが、一つの袋に入れすぎないように。
・ビニール袋にいれて運ぶ場合は、水草は別にした方が良いかと思います。ビニール袋をゴムで縛り、発泡スチロールに並べていれます。
・一日くらいなら酸素の出る石は、ビニール袋に入れなくても大丈夫だと思います。(酸素の必要量は飼育水や魚の数で変わってきます。)私は二日間の引っ越しだったので、一応入れておきました。ご心配な方は入れてください。
【メリット】
ビニール袋に入れてつめて運ぶので、振動をある程度軽減して運ぶことができます。
【デメリット】
作業に時間が結構かかるので、引っ越し当日に行う場合は、余裕を持って行う必要があります。特に金魚の数が多い時は、時間がかかりやすいです。
発泡スチロールに移し替える方法
金魚と飼育水を、発泡スチロールの容器に移し替えて運ぶ方法です。
【準備するもの】
・蓋がある発泡スチロールの容器
・金魚網
・酸素が出る石
【移動方法】
1. 発泡スチロールの容器に飼育水を入れます。
2. 金魚をすくって静かにいれます。この場合は水草も一緒でもOKです。
3. 酸素がでる石を入れます。
4. 蓋をしめて運びます。
このような発泡スチロールに移し替えました。
紐がついているので、持ち歩きやすかったです。
上記で説明したビニール袋に入れて運ぶ時にも使えます。
【注意点】
・酸素不足を防ぐため、酸素が出る石を入れておくと安心です。
・金魚の様子を確認することも大切ですが、蓋を開け閉めし過ぎると、水温に影響が出やすいので注意しましょう。
・金魚を何匹か入れることはできますが、数が多い時は容器を分けましょう。
【メリット】
比較的時間を短縮して行うことができます。
【デメリット】
振動が起こりやすい面があります。
水槽やフィルターなどは?
金魚を別容器に移すのは、できるだけ直前の方が良いと思いますが、引っ越しの日程や時間などを考慮して行いましょう。
水槽はフィルターなどの付属品を外して、破損しないように別々に運びましょう。
特に水槽が大きい場合は、ぶつけてしまわないように、二人以上で運ぶと良いと思います。
移動中注意したいことは?
金魚の移動は飼育水なども入っているので、移動は車がおすすめです。
自家用車だと融通がききやすいですからね。
お車をお持ちでない方は親戚や友人に頼めるならお願いするか、業者にお願いする方法があります。
振動をできるだけ少なくするため、金魚が入った容器は座席の下に置いてあげましょう。
また水温の変化が激しいと、病気になりやすくなります。
特に急に水温が下がると「白点病」になりやすいので注意しましょう。
蓋の開け閉めをし過ぎないようにしたり、気温の変動が少ない場所に置いてあげることも大切。
夏場はエアコンで車内の室温を調節しましょう。
引っ越し先に到着したら、できるだけ早めに水槽を再び立ち上げて戻してあげましょう。
まとめ
・引っ越し業者は基本的に水槽や金魚鉢などを運んでくれないことが多いですが、行っている専門業者などはあります。
・自力で金魚を水槽のまま移動させるのは難しいです。ビニール袋に入れたり、発泡スチロールを使っての移動をおすすめします。
・自力で金魚の引っ越しをする時は、お車での移動をおすすめします。もし車をお持ちでない方は、親戚や友人に頼めるようならお願いしたり、業者に依頼しましょう。
・車で移動させる時は、座席の下に置いて振動を少なくしたり、季節によってはエアコンなどで車内の温度を調節しましょう。
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