航空券は「通し」や「別切り」で購入することができます。
今回は航空券を通しで購入するメリットや、別切りで購入する時の価格についてお話しします。
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通しと別切りの航空券は?
航空券の予約番号を同じにするようにして、一緒に購入すると「通し」にすることができます。
一方で別々に購入すると「別切り」になります。
前回もお話しましたが、同じ旅行会社を利用する場合でも、別々に購入してしまうと「通し」にはならないので注意してください。
また同じ航空会社で乗り継ぐ場合でも、別々に購入すると別切りになります。
航空券を「通し」にしたり「別切り」にすると、乗り継ぎや価格の面で変わってきます。
そこでそれぞれのメリットやデメリットについてお話します。
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航空券を通しで購入するメリットは?
航空券を通しで購入するのと、別切りにするのとでは、乗り継ぎ保証の面で差が出ます。
飛行機はいろいろな理由で遅れることがあります。
乗り継ぎ便の場合は特に気になります。
前の便が大幅に遅れてしまうと、次の便に乗れない時もあるからです。
飛行機が遅れて乗り遅れてしまった場合、航空券が「通し」であれば、次の便に乗せてくれるような保証があります。
航空会社側が空席の状況を確認しながら、できるだけ早い便を手配してくれるなど、対応をしてくれるので安心です。
別切りで購入すると…
一方で航空券を別切りで購入する場合、このような保証を受けられないことがありますが…
あらかじめそれぞれの航空会社(同じ場合も同様)に、乗り継ぐことを伝えておけば、同様の対応を受けられるようです。
ですがこれにはいろいろな条件があり、別切りで格安航空(LCC)に乗り継ぐ場合は適用されない場合もあります。
またもう一つ重要なのは、最低乗り継ぎ時間(MCT)を満たして購入していることです。
このMCTは空港によって時間が違います。
通しの航空券の場合、基本的にMCTを満たしている状態で購入しますが、別切りの場合は気をつけなければいけません。
別切りにすると安くなる場合も!?
路線や利用する航空会社などによって変わってきますが…
航空券を別々に購入した方が、安くなる場合もあります。
航空券は旅行会社でも購入できますが、座席指定が購入後になることがほとんどなので、ホームページから購入したいと思う時もあります。
PEX(ペックス)航空券はお得になることもあります。
(ですがホームページからでも、購入後でしか買えない航空会社もあるので、ご注意下さい。)
PEX航空券の記事です。
PEX(ペックス)と格安航空券はどちらがお得?値段だけで決める?
同じ航空会社のホームページから、乗り継ぎ便同士で比べてみると、上手く時間を組み合わせれば、別切りの方が安くなることもあります。
また別の航空会社を上手く組み合わせると、安くなることもあります。
ですが直行便の方が安い場合もあります。
経由便は安い?直行便の方がお得になる場合もある!?
やはり通しで購入した方が安心!
上記で述べた通り、別切りで購入した方が安い場合もありますが…
やはり飛行機の遅れ等を考えると、通しで購入しておいた方が安心です。
でも別切りで購入したいという場合は、MCTを把握しながら、時間に余裕を持って予約することが大切だと思います。
またそれぞれの航空会社への乗り継ぎの連絡も、忘れずに行っておきましょう。
まとめ
航空券の予約番号を同じにするように、一緒に購入すると「通し」になります。
別々に購入すると「別切り」になります。
航空券を通しで購入すると、前の飛行機が遅れた時など、保証を受けられるといったメリットがあります。
航空会社側で空席の状況をみながら、できるだけ早い便に乗せてくれるような対応をしてくれます。
別切りで購入すると安くなることもありますが、やはり飛行機は遅れることもあります。
そのためやはり通しで購入しておいた方が安心です。
別切りで購入する場合であっても、それぞれの航空会社へ乗り継ぎの連絡をしておけば、いろいろな手配をしてくれる場合もあります。
(LCCなどは受けられないこともあるので、ご注意ください。)
別切りで購入する時は、MCTを把握しながら、余裕を持った乗り継ぎ時間を検討した方が良いでしょう。
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