目薬をお使いの方は…
旅行で飛行機に乗る時、機内に持ち込んでもOK?数に制限はある?
…など、細かいことが気になりますよね。
今回は市販薬や処方薬の目薬の機内持ち込みや数の制限、必要書類、手荷物検査の対応などについてお話しします。
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目薬は液体制限あり!?いろいろ気になることが…
私は目が疲れやすいので、よく市販の目薬を使っています。
目薬をさすと爽快感があるのでリフレッシュできたり、目の疲れもとれます。
そこで旅行にも持って行きたいと思うようになりました。
特に機内では本を読んだりすることも多いので、目の疲れが気になります。
でも目薬は持ち込んでも大丈夫!?液体だから制限は厳しい?
…など、いろいろ気になることが出てきました。
まずは目薬の機内持ち込みについてお話しします。
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透明のプラスチック袋に入れなければいけない?
最初にお話ししますが、日本から出発する便については…
市販薬、処方薬とも、目薬は機内持ち込みOKです。
でも目薬も液体です。
国際線では液体の持ち込み制限があります。
基本的に透明のプラスチック袋にいれて、持ち込まなければなりません。
透明のプラスチック袋の規定について書きました。
スーツケースにスプレーはOK?トイレスプレーの機内持ち込みは?
でも液体の持ち込みについては、例外があります。
例外の対象である液体であれば、容器(量)の制限や、透明のプラスチック袋に入れる必要もありません。
「医薬品」はこの対象になっている物が多く、目薬もこれにあたります。
でも医薬品として、検査員に申し出ることになっています。
そのためできれば透明のプラスチック袋に入れてしまった方が無難です。
透明のプラスチック袋に入れてしまえば、事前に申し出る手間もなく、普通に検査を通せます。
私も持ち込むようになってからは、このようにしています。
例外といっても医薬品の持ち込みは、必要量のみです。
目薬の容器は数十ミリリットル程度でコンパクトですし、他に液体を入れていたとしても入る場合が多いと思います。
コンタクトの洗浄液や保存液の持ち込みは?
コンタクトをされている方は、洗浄液や保存液の持ち込みも気になると思います。
これについても「医薬品」扱いになっているので、上記の目薬と同じ扱いになります。
ですがこちらも必要量のみ、となっています。
そのため旅行の持ち込みに便利な、少量の物を持ち込んだ方が無難です。
処方薬の目薬の機内持ち込みは?数に制限はある?
では処方薬の目薬はどうでしょうか。
白内障や緑内障、花粉症など、医師から処方された目薬をお使いの方はとても気になりますよね。
処方された目薬をお使いの方の中には、時間を決めて点眼をされている方もいます。
フライトが長時間になる場合などは、持ち込みたいですよね。
先ほどもお話ししましたが…
医師から処方された目薬も機内の持ち込みは可能です。
機内でも点眼ができるので安心です。
また種類が違う目薬を、何本かお使いの方もいると思います。
基本的に客室内で必要になる量、となっていますが、目薬は個々の容器に入っていますし、使用している分は持ち込むことができます。
機内に持ち込む時に準備する物は?
市販の目薬と同じく、医師から処方された目薬も透明のプラスチック袋に入れてしまえば、事前に申し出る必要がないので、できれば入れてしまった方が楽だと思います。
医薬品の多くは透明のプラスチック袋に入れる必要はないですが、準備する時は処方薬など、必要性のある物から入れていくと良いと思います。
またその他に注意したいことがありますので説明します。
目薬を機内に持ち込む時必要な書類はある?
目薬を機内に持ち込む時の、必要書類についてです。
保安検査員は、必要に応じ、旅券・搭乗券の他に当該液体物の持ち込みが必要とされる適切な証拠(処方箋の写し、薬袋、
診断書、飲食等)の提示を求め、不審な場合や疑わしい場合には、接触検査及び開披検査を実施することがあります。
なお、液状・ジェル状の薬品で、100ml以下の個々の容器に入ったものは、1リットル以下のジッパー付き透明プラス
チック袋に入れていただくことにより、検査員に申し出ることなく、他の液体物と同じように、客室内への持ち込みが可能です。「出典元:国土交通省 量的制限の対象となる液体物のリスト」
これについては必要に応じ、となっており、私の場合は求められたことはありませんが…
特に処方薬の目薬は、継続してお使いの方もいると思いますので、とても大切な物です。
そのため薬袋や処方箋の写しなどを事前に用意しておくと安心です。
市販の目薬なら、薬の箱や説明書などで良いと思います。
でもこれはあくまでも日本を出発する時についてのお話です。
日本にいる時は目薬の説明をしやすいですが、この他に旅行先の事情を考慮する必要があります。
透明のプラスチック袋に入れた市販の目薬とその説明書です。
旅行先の目薬の持ち込みはスムーズにできる?
現地に入国したら荷物の持ち込みの内容は、その国によって変わってきます。
医薬品などの液体の一部も、透明のプラスチック袋に必ず入れて持ち込むことを条件にしている国もあるようです。
また万が一のことを考え、英文で書かれた証明書などを、用意しておくと便利な時があります。
白内障や緑内障などの目薬は、継続してお使いの方も多いでしょうし、花粉症などの目薬も取り上げられてしまうと、非常に困ります。
ケースバイケースの面もありますので、必ずしも提示が必要になるわけではありませんが、万が一のことを考えると安心だと思います。
英文の証明書などを持っていると、現地で病気や薬の証明になることもあります。
処方された目薬をお使いの方…
かかりつけの医師に、○○の国に○日間旅行に行くことを、伝えておくことが大切だと思います。
また利用する航空会社に液体の持ち込み制限や、必要書類などを、問い合わせておくと安心です。
国内線の場合は?
国内線での目薬の持ち込みについては、国際線ほど厳しくないです。
国内線の医薬品、医薬部外品の持ち込みについては、塗り薬の記事で書いているので、ご確認下さい。
飛行機で塗り薬は?軟膏やジェル、保湿クリーム等は持ち込める?
まとめ
日本からの出発便の場合、目薬は機内に市販薬も処方薬も、必要であれば、持ち込むことができます。
またコンタクト洗浄液や保存液も可能です。
これらの液体は、基本的に「医薬品」扱いになり、透明のプラスチック袋に入れる必要はないです。
でも機内の持ち込みは必要量となっていますし、できるだけプラスチック袋に入れてしまった方が、事前に申し出る必要もないので手間がかからないと思います。
また荷物の持ち込みについては、その国によって事情が違います。
特に処方薬の目薬をお使いの方は、証明書などが必要になることもあるので、海外旅行に行く前に医師に相談することが大切だと思います。
利用する航空会社などに、機内の持ち込み制限や必要書類などを確認しておくと安心です。
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参考になれば幸いです。