お風呂に入れないとき身体や髪の毛をケアする方法は?

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風邪をひいた時、ケガをした、忙しいなど…お風呂に入れないときはありますよね。

今回はお風呂に入れない時の、身体や髪の毛をケアする方法をご紹介します。

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風邪をひいてもお風呂に入っていいの?

まずは…
風邪をひいてもお風呂に入っていいのか…悩んだことはありませんか?
これについては、いろいろな意見があるようなので、なかなか難しいと思います。
でも熱が高かったり、体調が悪くて辛いときは、お風呂に入る気力がわかないこともありますよね。
寝ているのが精いっぱい、というような…。

でもちょっと良くなったかな…という時はどうでしょうか。
私の場合、子供の頃は完全に治るまで、お風呂に入らせてもらえませんでした(^^;)
今は身体の状態によって決めています。
だいたい熱が下がって、自分で大丈夫と思ったら、入ることが多いです。
せきが完全にとまるまで、時間がかかる方なので…。

でも…
寒気がするときや熱がある時は、できればお風呂は控えた方が良い
…かな、と思います。

基礎疾患の有無等によっても変わってくると思いますので、身体の状態をみて、判断することが大切だと思います。

でも風邪がある程度良くなって、お風呂に入る場合は、ぶり返さないように注意することは重要です。
特にお風呂から出た後は身体が冷えやすいので、室温を整えるなど、配慮をしましょう。

脱衣所の室温調節ができないようなら、温まっている浴室で着替える方法もあります。
また髪の毛を洗う場合は、しっかり乾かして、早めに布団に入るようにしましょう。
(髪の毛のケアについては後程お話しします。)

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お風呂に入れない時のケアはどうする?

ではお風呂は控えよう…と思った時のケアは、どうすれば良いでしょうか。
お風呂に入れない日が続くと、身体のニオイが気になったり、不快になりやすいです。

特に次の日、仕事や学校に行く場合は、とても気になりますよね。
この場合、清拭(身体をふくこと)をする方法があります。

清拭は自宅にある物で行える?

ケガをしている時や、忙しいなど…
お風呂に入れない時は、お湯でしぼったタオルで身体をサッとふく…方法があります。
少し熱めのお湯(すぐ冷めやすいので)にタオルを入れて、厚手のゴム手袋でしぼって、身体をふいていきます。

またよく病院に入院すると配られる、「蒸しタオル」を作って、ふくこともできます。
電子レンジを使う方法です。
お湯(ぬるめで良い)でタオルをしぼって、ラップに包んでチンします。
私の場合、30秒から1分くらいを目安に作っています。
しぼったお湯の温度などによっても変わってくるので、様子を見ながら、作って下さい。
蒸しタオルは温かいと思っても、意外とすぐ冷めやすいので、注意してください。
ご心配な方は、事前に数枚用意しておいても良いでしょう。
また家族がいる方は、お湯をしぼり直して、渡してあげると、スムーズに進められます。

※いずれの方法もやけどには十分気をつけて下さい。

清拭の種類は?

清拭は大きく分けて…

・全身清拭…身体全体をふく
・部分清拭…気になる部分だけふく

…に分けられます。

身体の状態に合わせて、全身をふいたり、部分的にふくようにしましょう。
部分的にふく場合は、上半身だけ拭いたり、汚れた部分だけふくなど、いろいろ組み合わせる方法もあります。

清拭をする時の注意点は?


身体をふく前に、必ず腕にタオルを当てたりして、温度を確認したり、調節してからふいて下さい。

身体にあてるとちょっと熱いかな…と思ったら、タオルをちょっと振ってみましょう。
身体をふいて綺麗にすることは大切ですが、できるだけ短時間で終わらせた方が良いと思います。
あまり時間をかけると、身体が冷えてしまうことがあります。

また上半身を全部脱がず、洋服を少し持ち上げてふいて、サッと着替えると、身体が冷えにくいです。
バスタオルをかけながら、行っても良いでしょう。

できるだけ身体を露出させないようにして、行うのがポイントです。

汚れが気になる部分は、最後にふきます。
その後乾いたタオルで、必ずふいてから、衣服を着ましょう。
身体をふくだけでも、においが気にならなくなったり、さっぱりしますよ!
この後さらにニオイが気になる時は、制汗スプレーをしておく方法もあります。

清拭の時間を短縮させたい時は?

清拭の時間を短縮させたい時は、「部分清拭」だけで済ます方法もあります。
上半身で言えば、汗が気になるわきの下の部分だけふくなど…。
同じく、身体をできるだけ露出させないように清拭して、乾いたタオルでふきとり、衣服を身につけます。

熱があったり体調が悪い時は?

清拭も身体の状態によって、実施するか否かを判断する必要が出てきます。
特に風邪をひいたり、体調を崩している時は注意が必要です。
前述したお湯でしぼったり、蒸しタオルを使う方法で行うと、気化熱が奪われてしまうことも考えられます。
せっかく良くなったのに、また風邪がぶり返してしまう原因になることも…。
特に上半身をふくときは、身体が冷えやすいので注意しましょう。
熱が出ると、汗をかきやすくなりますし、そのままにしてしまうと、今度は身体が冷えやすくなります。

体調が悪いようなら無理せず、乾いたタオルだけで汗をサッとふきとって、着替えるだけにした方が良いと思います。

他に活用できる物は?

また「ウォシュレット」が設置されている家庭もあります。
もしある場合は、積極的に活用していきましょう。
気になるニオイや汚れを洗い流して、清潔を保つことができます。
また上記で述べた清拭と組み合わせて、行っても良いでしょう。

清拭用品は便利?

ドラッグストアなどに行くと、いろいろな「清拭用品」が売っています。
ウェットティッシュタイプや泡の洗浄剤など…。
病棟や介護などでも、よく使われています。

上記で述べたタオルを使う方法もありますが…
いろいろな理由でお風呂に入れないことも考え、清拭用品をそろえておくと、手軽に使うことができ、便利だと思います。

お風呂に入れず髪の毛を洗えない時は?


お風呂に入れないと、髪の毛のニオイや汚れも気になりますよね。
次に髪の毛の清潔保持について、書いていきます。

洗髪台のメリットは?

いろいろな理由で、髪の毛を洗えない時は、「洗髪台」を使う方法があります。
でも洗面台に長く伸びるシャワーが設置されていないと、使うことはできません。
細かく言えば他にも「ケリーパッド」(寝たままでも洗髪できる用品)や、手作りでこれに近い物を作ることもできます。
でも準備に時間がかかったり、基本的に介助が必要になります。

洗髪台を使う場合は、洋服を着たまま、髪の毛を洗える、というメリットがあります。
また慣れれば一人で行うことができます。
ですが実施する時、タオルを首に巻いたり、洗髪ケープ(これはあると便利!)をつけるなど、洋服が濡れないような、工夫が必要になります。

洗髪台を使って髪を洗えない時は?

でも体調が完全ではない時は、悪化してしまう可能性もあるので、洗髪も控えた方が無難です。

そこで私がよく使っているのは、「ドライシャンプー」です。

愛用しているのは、資生堂の「水のいらないシャンプー」

ドラッグストアで手軽に買えますし、かなり昔から!?愛用している商品です。
スプレーした後、軽くふきとるだけだから、簡単に使えますし便利です。
スプレーすると、スーッとした感じになりますし、髪の毛のニオイもだいぶ気にならなくなりますよ!
手軽に使えるから、私は旅行にもよく持って行きます。

まとめ

お風呂に入れない時の身体や髪の毛のケアについてまとめます。

・清拭(身体をふくこと)の方法は、大きく分けると、「全身清拭」「部分清拭」に分けられます。

・清拭を実施するか否か、また方法についても、身体の状態に合わせて決めましょう。

・お湯でしぼったタオルを使ったり、電子レンジで蒸しタオルを作る方法があります。

・いろいろな清拭用品が販売されているので、事前に用意しておくと、手軽に使うことができます。

・汗をかいたままの状態でいると、身体が冷えやすくなります。また体調が悪い時は、乾いたタオルでふき取って、着替えるだけでも良いと思います。

・洗髪台を使うと洋服を着たまま、髪の毛を洗うことができます。でも実施するか否かは、同じく身体の状態をみて考えましょう。

・髪の毛を洗えない時は、市販されているドライシャンプーなどを利用すると便利です。

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参考になれば幸いです。

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